JFE鋼板 建材総合カタログ
132/152

131技術情報改修①技術情報塗装亜鉛系めっき鋼板は、適正な時期に手入れを行い、若返りの処置を施せば、寿命は飛躍的に伸び、軽くて強く、美麗で経済的な外装建材としてご使用頂けます。塗り替えは、図1に示しますように「色褪せ」「チョーキング(白亜化)」が起こり「ふくれ」が発生する前までに行えば理想的です。塗膜の劣化は、使用地域、建物の環境、使用されている塗装亜鉛系めっき鋼板の種類などによって異なります。一般的な環境では初回点検は5年後、以降3年おきを、厳しい環境では初回点検を3年後、以降2年おきをお勧めします。ただし状況により、それらの間隔を長くないし短くする運用も重要です。図2にメンテナンスフローを、表1に点検基準を、表2に劣化状況と塗り替え仕様を示します。点検は、軒先、軒下、釘打ち部分、加工部などのさび易い部分を重点に行うことをお勧めします。塗り替えに当っては、雨、雪、霜、結露で濡れたり凍ったりしますと塗装仕上がりが悪く、塗料の性能を十分に発揮できませんので、気象条件を考慮して下さい。一般環境の場合 塗膜劣化度 塗膜劣化度調査 改修計画 下地調整 塗り替え 次回点検へ 1回/5年 1回/3年 次回3年後 点検 次回2年後 点検 *〈厳しい環境〉 ①塩害、亜硫酸ガス、アルカリなどの影響がある環境。 ②水蒸気、腐食性ガスの排気が常時ある環境。 ③煙塵、粉塵、金属粉、石粉、木粉、土砂、落ち葉、 動物の排斥物 などが付着し易い環境。 ④湖沼、河川などの周辺で水がかかる環境。 ⑤工業用加熱口などの近傍での高温環境下。 劣化なし 劣化なし 劣化あり 劣化あり 劣化あり:点検結果ランクC、D、E、F「点検基準」および「カラー鋼板劣化状況と塗り替え仕様」の 表中の総合ランクをご確認ください。 劣化あり 点検 厳しい環境の場合* 図2 メンテナンスフロー光沢低下塗膜の劣化期お薦め塗り替え時期亜鉛の消耗期鉄地の腐食期色調変化チョーキング(白亜化)ふくれ穴あき白さび赤さび劣化の進行時 間図1 塗装亜鉛めっき鋼板の一生と塗り替えサイクル1.塗り替え時期

元のページ  ../index.html#132

このブックを見る