JFE鋼板 建材総合カタログ
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(図3)不均等荷重の例(図2)軒先の積雪状況の実測値 (図4)巻垂れ、氷柱など溶けにくい北地上積雪溶けやすい天空ふく射量による融雪吹きだまり乱流状態風吹きだまりの例巻垂れ雪・融雪・結氷を繰り返す地域 ・積雪量が多く根雪が圧雪状態になる地域・雪下ろし等の作業により圧雪されるとき・屋根形状、風向き等により雪だまり、吹きだまりとなる箇所・屋根の断熱性が異なる場所・雪下ろし等の不均等な場所 水雪氷塊巻垂れ氷柱2. その他の注意事項(一般社団法人 日本金属屋根協会)② 不均等荷重( X = 1.0 ~ 3.0 ) (図3)参照③ 雪庇・巻垂れ・氷柱(X=1.0~2.0)(図4)参照積雪荷重について、一般社団法人 日本金属屋根協会では、更に安全性を考慮した以下の様な考え方を示しています。2-1. 積雪の単位荷重の設定上の留意点粉雪0.05べた雪締雪ざらめ雪硬凍雪氷板0.450.30.10.70.9▽屋根面1001004004002301701,400比重単位荷重(N/cm/㎡)54530107090積雪の状態積雪 (mm)昭和49年3月 宮城県仙北郡南外村付近一般社団法人 日本金属屋根協会等『鋼板製屋根・外壁の設計・施工・保全の手引き MSRW2014 』では、積雪の単位荷重について「基準法施行令第86条では、原則20 N/cm/㎡以上と規定していますが、「設計上の配慮として、建設地点の状況や過去の実績を確認することも求められます。(例えば図2)」 としています。2-2. レベル係数による荷重割り増し一般社団法人 日本金属屋根協会では、積雪荷重の割り増しを考慮すべき現象に対し、割り増しの係数としてレベル係数という考えを定めています。以下に主な現象とレベル係数を示します。① 積雪の単位荷重( X = 1.0 ~ 3.0 以上) 下記のような諸条件により30N/㎡~60N/㎡になることがあります。軒出し・はね出しなどの部位は片持ち梁として強度を検討する必要がありますが、それに加えて雪庇や巻垂れが発生しやすいので、十分な安全率を見込むようにします。④ 落雪(X=10~20) 下屋、庇、低層階屋根への上部階屋根からの落雪は極めて大きな荷重を発生させるため、衝撃荷重として扱います。⑤ 耐用年数、用途など(X=0.8~1.2) 特別に考慮を加える場合があります。設計者の指示・了解が必要です。● 上記①~⑤を総合的に考慮し、設計者からの特別な指示のない場合は、X = 1.2 としています。(参考文献) 一般社団法人 建築行政情報センター等 『2015年版 建築物の構造関係技術解説書』一般社団法人 日本金属屋根協会・技術委員会 『積雪荷重に関する考え方』(2006年11月号)一般社団法人 日本金属屋根協会等 『鋼板製屋根・外壁の設計・施工・保全の手引き (MSRW 2014)』142技術情報

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