JFE鋼板 建材総合カタログ
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熱貫流抵抗 (図1)熱貫流抵抗の考え方Rt=Ro+(d1/λ1+d2/λ2+Ra+d3/λ3)+RiRo=1/αoRaRi=1/αid1/λ1d3/λ3d2/λ2[単位についての解説]●W(ワット) :1時間当たりの熱量を現わすSI単位で、1W=0.86kcal/h 1kcal/h=1.1628Wです。α:空気との熱伝達率)℃・㎡/W( 10とする24とする ※断熱・結露の検証は強度計算とは異なり、所与の条件(室内外の温度・湿度環境)が刻々と変化するため、一般的には、条件を一定に 保ち((定常状態という)計算・検討を行います。※建築設計だけで結露を防げるものではなく、建物の使用方法・住まい方にも大きく左右され、当然、正しい施工も重要な要素です。            …ℓ: 材料の厚さ(m)λ:材料の熱伝導率((W/m・℃)λλ1λ2λ3ℓℓ1ℓ2ℓ3=++Σ  :部材熱抵抗)W/℃・㎡( λℓΣ1.熱貫流量Qの計算鋼板製屋根・外壁における断熱性能を計算する際、熱貫流量は次式により算出します。U:熱貫流率(W/(㎡・℃))の算出Q : 熱貫流量 (W/㎡) の算出 U : 熱貫流率 (W/㎡・℃) θe : 相当外気温度 (℃) θi : 室内設定温度 (℃)AB※ +の場合は室内への流入熱量-の場合は室外への流出熱量AA-1A-21 (kcal/m・h・℃) = 1.16 (W/m・℃)1 (m・h・℃/kcal) = 0.86 (m・℃/W)参考λℓΣA -1: 熱貫流抵抗 (㎡・℃ / W ): 部材 熱抵抗 (㎡・℃ / W )A -2: 室内側表面熱抵抗値 (㎡・℃ / W ): 外気側表面熱抵抗値 (㎡・℃ / W )外気側表面熱抵抗室内側表面熱抵抗空気層の熱抵抗外気側表面室内側表面1番目部材の熱抵抗2番目部材の熱抵抗3番目部材の熱抵抗【 室 内 】●U値:熱貫流率を表す記号が、平成21年4月1日に施行された改正省エネ法において、「K」から「U」に変更されました。これは、熱貫流率を表す記号が国際的には「U」が使用されていることを勘案して変更が行われたもので、中身や意味は変わっていません。●温度の単位:SI単位では温度はK(ケルビン)で表示されますが、本書では混乱を避けるため、従来どおり「℃」を使用します。Kは絶対温度のことで、 0℃=273Kです。空気の熱伝達率は、空気の流れの速さ、風速、部屋の大小、材料の角度(縦・横、屋根・壁・床)、熱の移動の方向によって変わりますが、一般社団法人 日本金属屋根協会『金属屋根の性能確認』では、室内側熱伝達率(αi)を10、室外側熱伝達率(αo)を24としています。部材の熱抵抗の和です。野地板、断熱材、金属板など数種類の材料で構成される金属屋根の部材熱抵抗は、以下の通りです。Q = U・(θe -θi )Rαiλ111ℓ1U==++ΣRiλℓ1++ΣRo=αoRRiRoαiαoα: 空気との熱伝達率 ( W/㎡・℃ )(αi : 室内側αo : 外気側 )報情術技143技術情報断熱計算技術情報(表1) 各種材料の熱伝導率部 位材  料  名熱伝導率λ(W/m・℃)屋根材鋼板・フェライト系ステンレス45オーステナイト系ステンレス17アルミ・アルミ合金210銅板385チタニウム18瓦・スレート1.0天井材合板・パーティクルボード0.16木材2類0.15せっこうボード0.22岩綿吸音板0.065断熱材・裏張り材吹付け岩綿1類0.048グラスウール(10kg/m3)0.05ガラス繊維(80kg/m3)0.032ポリエチレンフォーム0.044硬質ウレタンフォーム0.028野地材・下葺き材パーライトモルタル3類0.22軽量気泡コンクリート1類0.17コンクリート1.62木毛セメント板0.17硬質木片セメント板0.19モルタル1.5ルーフィング・シングル0.11その他板ガラス0.78雪(200kg/m3)0.11~0.15水(0℃)0.6

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