Q&A

溶融亜鉛系めっき鋼板

耐食性に関するQ&A

Q.
溶融亜鉛系めっき鋼板とアルミニウム-亜鉛系めっき鋼板の耐食性能はどう異なりますか?
A.
溶融亜鉛系めっき、溶融亜鉛-5%アルミニウム合金めっき、溶融55%アルミニウム-亜鉛合金めっきの塩水噴霧試験(SST)による「5%さび発生までの時間」を比較すると、おおよそ下図のようになります。

アルミニウム-亜鉛系めっき鋼板の基本的な防食機構は基本的には亜鉛めっき鋼板と同様ですがめっき中にアルミニウム等の元素が添加されているために、亜鉛の不働態化皮膜より保護作用の強い“複合皮膜”が形成しめっきの溶解抑制性が高まる為、鉄(鋼板)を保護するバリア効果が、更に高まります。
その結果、更に優れた耐食性を示すことになります。