Q&A

溶融亜鉛系めっき鋼板

耐食性に関するQ&A

Q.
アルミニウム-亜鉛系めっき鋼板は端面のさびが進行しますか?
A.
アルミニウム-亜鉛系めっき鋼板(特に溶融55%アルミニウム-亜鉛系めっき鋼板)の端面は、屋外での使用期間が1~3年の初期段階では、亜鉛めっき鋼板に比べてさびの発生が目立つ傾向にあるといわれています。

しかし、その段階を過ぎると、腐食生成物が端面部をカバーして安定化するため、長期的には優れた耐食性を示す傾向がございます。

※飛来塩分量が極めて多いなど、厳しい腐食環境の場合には、端面の防錆処理として、後塗装あるいはシーリング等で、鉄地を保護すること や、加工後の構造を、鋼板端面部が外部環境に露出しないような構造(かしめ・折り返し、等)にすることをお勧めします。