Q&A

溶融亜鉛系めっき鋼板

その他に関するQ&A

Q.
耐熱性は?
A.
一般に電気亜鉛めっき鋼板で200℃以下、溶融亜鉛系めっき鋼板で250℃以下、溶融亜鉛-5%アルミニウム合金めっき鋼板で約280℃以下、溶融55%アルミニウム-亜鉛系めっき鋼板で約350℃以下であれば亜鉛めっき層のはく離の心配はありません。


(参考)耐熱性は鋼板加熱による酸化増量で評価

溶融55%Al-Zn系めっき鋼板は、アルミニウム-亜鉛合金めっき層のアルミニウム含有率が質量比で55%、容積比で80%と高いため、アルミめっき鋼板に近い耐熱性能を持っています。300〜350℃の高温状態で長時間使用しても、合金化反応進行によるめっき表面の変色や大気中酸化による質量増加が少なく、亜鉛めっき鋼板よりも優れた耐熱性能があります。

加熱による酸化増量