Q&A

カラー鋼板

加工性に関するQ&A

Q.
曲げ加工はどの程度まで可能ですか?
A.
カラー鋼板は、ロール成形機やプレスベンダーにて、種々の形状に加工されます。
もし、厳しい加工をされる際には、塗膜剥離が発生する場合もありますので、注意してご使用ください。
弊社製造時には以下のような、JIS規格に定められた試験、加工度にて、塗膜剥離が発生しないことを確認しておりますが、それ以上の加工度の際にはご注意いただくことをお勧めします。

曲げ密着性

万力(バイス)にて180度曲げし、曲げ部の外側表面に剥離を生じてはならない
一例)(内側間隔:板厚0.4mmの場合、2枚ばさみ)。

試料と同じ厚みの板を2枚はさみ180度折り曲げる
注) JIS規格により板厚や鋼種などではさむ板の枚数が異なります。

耐衝撃性

デュポン衝撃変形試験(撃芯先端半径6.35mm、おもりの質量500g、高さ500mm)で剥離を生じてはならない。