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技術データ ※当カタログでは、耐食性促進評価方法として、より実際環境に近いJIS-CCT(複合サイクル腐食試験)を採用しております。

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カラー鋼板は塗膜種が同じ場合、下地めっきの特性によって耐食性能が異なってきます。


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カラー鋼板は国内一般環境では良好な耐食性を示します。


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紫外線量、飛来塩分量、濡れ時間も多く、平均気温の高い沖縄では通常環境の2~3倍も腐食が進行します。
このような厳しい環境ではGIめっきよりもGLめっきが優れ、GL下地カラー鋼板はさらに有利です。


暴露試験結果

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「海岸近傍の錆びやすさ」は“地域、雨があたる、あたらない”によって変わってきます。


a)雨水が当たる部位:屋根・外壁等*b)雨水が当たらない部位:軒下・軒裏部

海岸近傍の軒下・軒裏部は付着海塩量が多く非常に腐食しやすい環境につき、耐食性に優れるGL下地カラー鋼板が有利です。
海塩付着による腐食防止には、定期的な水洗が効果的です。



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特殊な条件下での腐食事例


A 異種金属接触腐食

ステンレス製雪止めとカラー鋼板の接触*銅線とカラー鋼板の接触

腐食防止策

塗装鋼板と、異種金属【銅(銅イオンの滴下等を含む)、ステンレス等】との直接接触を避けて施工してください。絶縁処理を施した金具・付属物のご使用も効果的です。
直接接触が避けられない場合、金具や付属物は同種金属(例.亜鉛めっきとアルミめっき、アルミ線)をご使用してください。


B 防腐・防蟻処理木材との接触による腐食

土台水切(亜鉛めっき系塗装鋼板)*通気銅縁(木材)
腐食防止策
主として銅系の防腐防蟻剤を含む木材との長期直接接触を避けてください。

主成分に銅を含む防腐防蟻剤で処理された木材、合板はカラー鋼板を腐食させる懸念があります。
直接接触する部分(軒先、けらば、棟包み、雨押え、降り棟、谷部、目地など)は絶縁用下葺(ルーフィング材またはブチルテープなど)で防錆し、木材・合板との直接接触を避けてください。




C 長期水濡れ腐食

長期水濡れ腐食
腐食防止策

屋根裏への水の侵入、結露等の原因で、長期間水に濡れた状態が続くと数年前後で穴あきに至る場合があります。

一般カラー材(板厚 0.6mm)
施工:約10年経過 海岸から約4km

軒先部に断熱材を貼り付けない。疎水性断熱材の採用等
設計・施工時の水侵入防止・結露防止への配慮