Q&A
カラー鋼板
屋根に使用した場合、遮音性・断熱性はどの程度ありますか?
■遮音性
カラー鋼板を単板で使用した場合には雨音に対する遮音性は期待できません。
金属板は振動を伝え易い物質ですからこの場合は、屋根下地や室内の天井の構造が遮音性を期待する上で重要です。

屋根下地の構造としては、通常の構造(母屋の上に構造用合板(12mm 程度) を張り、その上に「アスファルトルーフィング」を敷くなど)で結構ですが、天井裏に吸音材(密度の高いグラスウール等)を敷きつめると屋根から発生する音を吸収し、室内に漏れる音を防ぐことができます。

■断熱性
金属板は振動を伝え易いほか、熱も伝え易い性質を持っています。
太陽の輻射熱を室内に伝えにくくする手段としては、小屋裏部分での通風と断熱が重要であることは言うまでもありません。

天井裏の通風を良くする手段としては換気扇を利用する「強制換気」がありますが、通常は、軒裏などに通風口を設ける「自然換気」が用いられます。
この換気と並行し、遮音材のほか断熱材としても使用できる「グラスウール」を天井裏に敷き、室内への熱の伝達を防ぐ工法が一般的に採用されています。


■外断熱の概念図
外壁材と断熱材の間に通気層があるため結露水はこの部分で蒸発します。
従って断熱材が乾燥しやすく、室内側の壁紙にも影響を及ぼすことはありません。



■内断熱の概念図
通気層がないため断熱材に含まれた水分が乾燥しにくい構造です。このため、断熱材内部や壁紙裏面 にカビが繁殖しやすくなります。