JFE エコガルの沿革■1980~90年代溶融亜鉛-5%アルミニウム合金めっき鋼板の耐食性向上として基礎研究を開始。基礎研究で、マグネシウム(Mg)を3%程度まで含有させることで、耐食性が向上することを確認。一方でマグネシウム(Mg)は加工性(めっき層のクラック発生率)や溶接性を阻害するとの知見を得ることができました。また、溶融亜鉛-5%アルミニウム合金めっき鋼板として有している加工性(めっき層のクラック発生率)と溶接性を維持しながら耐食性を向上させる方策を模索。■2005年本格的に研究開発品として位置づけ。■2007年第一回ライン試作を実施。(以降、数回のライン試作を実施)■2012年8月現在特許7件出願済。■2008年4月営業生産開始。日本初のJIS適合Mg添加高耐食性めっき鋼板として、販売を開始。(JIS G 3317:溶融亜鉛ー5%アルミニウム合金めっき鋼板および鋼帯に適合)長期優良住宅の普及の促進に関する法律平成20年法律第87号により国土交通省から上記法律の評価方法基準にJFE エコガルが選定されました。◆2009年6月4日施行建築基準法「第37条第2号」における機械的性質、溶接特性に対する国土交通大臣認定を取得しました。〈認定番号〉MSTL-0287 : 400N/m㎡級 / MSTL-0288 : 490N/m㎡級◆2010年5月11日建設技術審査証明(建築)〔めっき付着量 Y18以上〕一般財団法人日本建築センターでの証明取得しました。〈認定番号〉BCJ-審査証明-242◆2018年1月16日住宅の品質確保の促進等に関する法律日本住宅表示基準に従って表示すべき劣化対策等級(構造躯体等)の特別評価方法について国土交通大臣認定を取得しました。〈認定番号〉1128◆2011年4月21日鋼製ケーブルラック用[電気設備工事監理指針 平成22年度版]鋼製ケーブルラック用Z35適合商品としてJFE エコガルが掲載されました。◆2010年10月28日発行その後、お客様でご使用いただきやすいように、住宅関係、建材関係、ケーブルラック関係などの公的認定を取得(以下に表示)。今後も、必要な認定を取得してまいります。■2006年JFEスチールと共同開発を開始。お客様の用途を考慮し、JIS規格取得できる鋼板としての開発を決定。取得証明および認定License12
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