JFE鋼板 ガルフレックス
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●保管中の鋼板への湿分や水分による濡れや進入は、白錆の早期発生原因になります。●ご使用後に保管される場合は、梱包紙での再梱包をお願いいたします。●コイルの転倒や切板の荷崩れを避けるため、安定した状態で保管ください。●取扱い時には、手袋を使用するなど出来るだけ丁寧に扱い、特に表面のめっき面に損傷を与えないように注意してください。●表面を洗浄される場合は、中性洗剤をご使用し、洗浄後は水道水で十分洗い流してください。アルカリ性洗剤や強い酸性洗剤、●コイルバンドをはずす場合は、コイル端部が跳ね上がる等の危険がありますので十分注意してください。●万一表面を傷つけた場合は、補修を行なってください。●施工時、加工時に出た切り屑・ボルト類等を鋼板上に取り残したり放置したりすると、「もらい錆び」を生じることがありますので●取付け金具には、銅、鉛およびその合金類、ステンレスを亜鉛系めっき鋼板と直接接触させて使用しないでください。異種金属接触腐食により短期間で赤錆させる場合があります(特に塩害地区・積雪地域)。この防止としては絶縁物(パッキン)を入れる、片方を塗装する等の処理をおすすめします。●防腐防蟻処理(主として銅イオンを含む薬剤)した木材や合板と亜鉛系めっき鋼板と直接接触させて使用しないで下さい。異種金属接触腐食により短期間で赤錆させる場合があります。この防止としては絶縁用下葺き(ブチルテープ等)等で亜鉛系めっき鋼板との直接接触を防ぐことをおすすめします。●外観はスパングルに特徴がありますが、スパングルサイズ等の違いにより色違いに見えることがありますので、外壁や化粧材に●軒下・軒天近傍等の雨掛かりし難い部分については、腐食原因物質が付着し黒い変色に至る場合がありますので、定期的に水洗●水中や頻繁に流水に曝される用途では、めっき表面の保護皮膜層が形成されにくくなるため耐食性が著しく低下する恐れがあり●アルカリに対して弱い傾向がありますので、コンクリート、モルタル等との接触は避けてください。畜舎・堆肥舎等で使用される●結露が発生した場合は、できるだけ早く拭き取られることをお勧めします。●結露水中には、塗膜成分が含まれる場合がありますが、(クロム酸などの)有害物質は含まれておりません。●ご使用の際は、塗装亜鉛系めっき鋼板の裏面が常時水分に曝されないような設計、もしくは使用上の配慮をお願いいたします。●ロール成型、プレス成型等を行う場合には、製品を傷付けないよう事前にロール手入れ、金型等の手入れ等を十分に行い、異物●ロール成型、プレス成型等に使用される潤滑剤はめっき被膜を腐食させないものを選定してご使用願います。また、ご使用され●鋼板は時間がたつにつれ硬くなる傾向があり、加工性の劣化等を招きます。それを避けるため、なるべく早くご使用いただくよう141.保管、荷役2.取扱い3.成型、加工4.施 工5.結 露・結露や水濡れを起こさないよう保管場所は寒暖差の激しいところを避け、風通しの良いところをお選びください。・結露が起こった場合は静かに乾燥させ、濡れている間の加工は避けてください。・運搬時には、梱包を破らないようにしてください。破れた場合は速やかに補修をお願いします。・雨露のかかる場所や、湿度の高いところへの保管は避けて、屋内の出来るだけ乾燥した風通しの良い場所を選んでください。シンナー等による溶剤での洗浄は避けてください。は取り除いてください。た場合には、加工後に脱脂等の処理を行ってください。お願いします。施工後、加工後はこれらを掃除し除去してください。使用の際はご注意ください。特に異ロット同士の貼り合せは避けてください。いすることをおすすめします。ます。上記の用途でご使用される場合はご注意ください場合には注意が必要です。事前に当社販売窓口へご相談ください。※本カタログの試験データ数値は弊社内試験での数値であり、保証値ではありません。ご使用上の注意

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