JFE鋼板 ガルフレックス
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一般的に広く使われているカラーGLは高い耐久性を持っていますが、鋼板表面に施されためっき層が硬いという性質もあります。そのめっき層が硬いと加工する際に表面塗膜にクラックが生じてしまうことがありますが、ガルフレックス®仕様にすることで格段に加工性が向上し、クラックの発生をより抑えることができます。一般的にめっき鋼板は平面部より加工部の方が錆が発生しやすいです。これは加工時に表面塗膜にクラックが発生しやすく、平面部と比較し加工部は耐食性が劣ります。ガルフレックス®仕様で加工性を向上させることで、加工部でも本来の耐食性能を発揮します。ガルフレックス®とは、塗装溶融55%アルミニウム−亜鉛合金めっき鋼板(以下、カラーGL)に独自技術を施すことでめっき層を軟らかくし、加工性を高めることができる仕様です。現在広く使われているカラーGLは耐久性に優れ、色も豊富で多様なニーズに対応する優れた商品です。一方で、めっき層(P5参照)が硬く、曲げ加工の際に表層にクラックが入る場合があり、錆の発生につながります。それを改善するため開発されたのが、ガルフレックス®仕様です。なぜ加工性が向上すると良いのか?なぜ耐食性が向上すると良いのか?03POINT.1POINT.1加工性が加工性が向上!向上!POINT.2POINT.2耐食性が耐食性が向上!向上!近年ではお客様のニーズにより、屋根材や壁材にも高耐久性が求められています。例えば、JFE鋼板のクロメートフリーカラー鋼板Jクラフト®シリーズにガルフレックス®仕様を付加することでさらに耐久性を高めることができます。使う人にも環境にも優しい鋼板で、長くお使いいただけます。ガルフレックス®とはガルフレックス®仕様にすると、カラーGLの優れた性能に加え、加工性・耐食性が向上しますガルフレックス®仕様によって進化したポイント

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